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投資銀行部門
極めて大きな達成感を得られる「企業の外科医的ビジネス」
投資銀行部門 一守 哲慈 一守 哲慈
MBA修了、経済学部卒 2000年入社

日系の信託銀行でキャリアを積んだ後、アメリカの大学院に留学しMBAを取得しました。その時に知り合ったアメリカ人の友人がゴールドマン・サックスのニューヨークオフィスでの勤務が内定しており、彼からいろいろと会社の話を聞くことができました。この会社のビジネスの大きさ、グローバルなフィールドに魅力を感じ、最終的に転職を志望。インタビュー後、2000年に入社。以来投資銀行部門に所属し現在に至っています。

投資銀行部門は職種的に大きく二つのグループに分かれています。ひとつは顧客である企業の総合的な窓口であるリレーション・マネージャー(RM)。ふたつめはそのRMが引き受けてきたビジネスを実行に移すアドバイザリー・グループです。私は後者に属し、M&A等のアドバイザリー業務、お客様の資金調達などのフィナンシング業務等についてRMとチームを構成してお客様にソリューションを提供しています。また、自己勘定投資(プリンシパリング)についても、マーチャント・バンキング部門のPIA(プリンシパル・インベストメント・エリア)等と連携を密にして案件を進めており、アドバイザリー、フィナンシングと並んでお客様へのソリューションの三つの柱と考えています。
アドバイザリーの仕事は、実際に何かの商品を売る訳ではなく、基本的には顧客企業にアドバイスをするその対価として報酬等を得ています。例えばデュー・デリジェンスと言い「投資家のために行う投資対象の詳細な調査」に関するサービスを提供したり、あるいはバリュエーション、すなわち「投資の適正価格の算出」のお手伝いをしたりします。また顧客の資金調達の際は、投資家向けの目論見書の作成や「エクイティ・ストーリー」、すなわち株式を売るシナリオ作成に関しお客様と一緒になってそのお手伝いをします。いずれも基本はソリューションというサービスを提供することで収益、報酬等を得ている形になります。
ゴールドマン・サックスの顧客は国内外のあらゆる業界に広がっており、ある特定の業界のみに強いということだけでは必ずしもなく「広く深い」知識が投資銀行の業務に求められています。私の場合も、保険会社のM&Aを担当した後にテクノロジー関係の仕事に携わったり、また、その後金融業界全般を担当するなど様々な経験を積み重ねてきました。最近では不動産関連の業務を主に行っていますが、アドバイザリーだけではなく、フィナンシング、プリンシパリングと様々なソリューションに携わっており、自己投資部門が投資を行った会社の社外取締役を兼務するなど、非常に幅広く様々なビジネスに係わることができる部門と言ってよいと思います。

多くの場合、投資銀行部門の仕事は顧客企業の一大事に係わることになります。例えばM&Aなどは、企業にしてみれば会社の命運を左右する大変なできごと。何十年に一度あるかないかの大きな決断が迫られる場合もあります。場合によっては何百億、何千億という決断を短期間にて行わなければいけないようなケースもあります。
私はよく学生に、この仕事は「企業の外科医的ビジネス」と説明します。外科は内科と違い、比較的治療に緊急を要することが多い。しかも場合によっては命に係わるような場合もある。痛がっていたり苦しんでいたりする患者も多く、その場合はのんびり構えている時間がなく、こちらも必死になってお客様のために最高のサービスを提供する必要性が生じます。
それだけに、「手術・治療」が最高の結果となった時の精神的な達成感は大変大きいものとなります。お客様からも心の底から喜ばれ、その成果を踏まえ次のビジネスを名指しでいただけるような時は最高の充実感を味わうことができます。変化と刺激に富んだ、ビッグビジネスに挑戦して行く「気概」のある方々を私たちは歓迎します。

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