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大学で学園祭の運営委員会に携わっていた時に、「組織をマネジメントする」ことに興味が涌きました。理工学部で応用化学を専攻していたので大学院に進む道もありましたが、学園祭の活動を経験し「研究もいいがビジネス世界ものぞいてみたい」と考えるようになりました。
ただ、正直言って金融業界への興味はほとんどありませんでした。大学の専攻から漠然と「化学系のメーカーで研究職」と考え、化粧品メーカーなどを中心に就職活動をしていました。いろいろな企業を回るうちに、自分には「外資系が合っている」と気づきました。理屈ではなく直感的にそう思ってしまったのです。そんな時、偶然ゴールドマン・サックスに内定をもらっていた大学の先輩が「ウチも外資系だよ」と声を掛けてくれました。それが弊社との最初の接点です。
初めてゴールドマン・サックスを訪れた時、女性社員の方をご紹介いただきました。その出会いが私にとってすべてでした。金融業界について何も知らなかった私に「投資銀行とは何か」「ゴールドマン・サックスとはどんな会社か」など、今思えばあまりに基本的なことをお忙しい中じっくり時間をかけて丁寧にご説明くださったのです。話し方が明確でとても説得力があり、自信に満ちあふれつつも決して尊大ではない。話しが終わるころには「こういう人と是非一緒に働きたい」と考えていました。つまり私の場合、金融業界に興味というより、ゴールドマン・サックス限定で入社を志望したのです。
面接は、ゴールドマン・サックスの最も特徴的な採用プロセスです。最初のグループ面接以降、私は志望したファイナンス部門の方全員にお会いしました。トータル20名ほどでしょうか。皆さんお忙しいはずなのに、私という人間を一生懸命理解しようと多くの時間を割いてくださったことに驚きました。同時に、単に面接だけではなく仕事の説明や会社の雰囲気なども丁寧に説明してくれ、そのおかげで入社後にイメージのギャップに悩むと言うことは本当にありませんでした。お会いする方皆さんが魅力的で個性に溢れ、全員にお会いする頃には既に入社を決心していました。
早めに内定をいただいたため、インターンをさせていただきました。4年生のとき週1回だけですが、実際に入社する部署で社員の方々のアシスト業務をしました。単なるデータ入力にしても「このデータにどんな意味があるか考えながら作業をしなさい」と指導していただき、私が理系で少し金融業界に疎かったため、この経験はとても役立ちました。そうしたフレキシブルなオファーが出せる社風も、ゴールドマン・サックスらしいと思います。
後輩への就職活動のアドバイスはふたつ。ひとつは「企業分析の前にまず自己分析をしっかりすること」。自分の適性を客観的に見極めることが、間違いのない会社選びにつながります。ふたつ目は「自分をじっくり見てくれる会社を選ぶこと」。私にとっては、その点でゴールドマン・サックス以上の会社はありませんでした。今入社し、自分の決断が間違っていなかったことを毎日実感しています。
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