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コントローラーズ本部
新卒学生の皆様へ
コントローラーズの仕事、そして求める人材について、コントローラーズ本部長 井上毅がお答えします。
・コントローラーズの仕事について
コントローラーズは、自社の財務会計・報告を行う部署です。具体的には、世界中の会計のプロフェッショナルたちが、米国および拠点地域の会計基準や法律に則り財務諸表を作成することが業務となります。
1999年のゴールドマン・サックスの株式公開以降、またそれ以降の米国会計基準の厳格化、および内部統制プロセスの明確化と財務諸表の正確性を確保することを狙いとして2002年に制定されたサーベンス・オクスレー法(SOX法)により、私たちが行う業務の重要性は一段と高まりました。

従来コントローラーズは、自社内の会計処理について把握できていればよかったのですが、現在は、ゴールドマン・サックスだけでなく、不適切取引防止のため、顧客の会計処理についても注意を払わなければなりません。また、会計処理は、取引後に行われるものだけでなく、取引前に行われる分析も重要性が増してきています。こういったゴールドマン・サックスが関わる取引が内外の財務報告書へもたらすインパクトの検討もコントローラーズの業務であり、つねに世界中のチーム・メンバーと事例の検証をはかり、積極的な情報の共有化を行っています。

コントローラーズは大きく「プロダクト・コントロール」と「レポーティング」に分かれます。「プロダクト・コントロール」は株式、債券、戦略投資など扱う商品別にチームが分かれており、それぞれの金融商品の保有状況と収益の管理を行っています。また金融商品は時価評価されますので、その妥当性の検証、および新しい取引の会計分析も業務に含まれます。これらの状況、結果をマネジメントへ報告することも「プロダクト・コントロール」の業務です。商品と密接に関わる業務であるため、会計知識だけでなく、高度な商品や市場に関する知識が求められます。

一方の「レポーティング」は、連結対象子会社といった事業体ごとの財務諸表を作成することが業務となります。具体的には、会社単位の財務諸表を作成する「コーポレート・コントローラーズ」、法律で定められた自己資本規制比率をモニターする「レギュラトリー・コントローラーズ」、会計のプロとして各部署へ会計処理のアドバイスを行う「アカウンティング・ポリシー」といった業務です。日本で財務諸表を作成する際、日本の会計基準に基づいたものだけでなく、米国会計基準に沿ったものを用意する必要があります。

法律やルールが複雑化し、さらに金融商品の高度化も進んでいることから、「プロダクト・コントロール」と「レポーティング」のいずれにおいても、プロフェッショナルな知識が求められます。

・コントローラーズの仕事の魅力について
コントローラーズという仕事への挑戦は、プロフェッショナルへの挑戦と言えるでしょう。公認会計士といった明確な資格は必要ありませんが、同程度の知識または金融商品の専門知識が求められます。一人ひとりの仕事も日本国内で完結するものはありません。世界の各拠点で働くコントローラーズ、他部門、および外部の専門家と関わる仕事です。日本・ニューヨーク・ロンドンとを結ぶ コンファレンス・コールで、取引に関しての討議を行うなど、場所と時間帯は別でありますが、一つのチームとして物事を進めます。また日本以外の業務、ほかのアジア地域のトレーディングに関係する仕事もあり、仕事の多様性も日本で働くコントローラーズの特徴です。
・コントローラーズの求める人材について
ゴールドマン・サックスの文化は非常に独自性の高いものです。働く自らが自身のキャリアの主導権を握り、世界という舞台で自分の可能性を見出し、挑戦しようとする人が集まっています。よって指示を待つような方は必要とされません。多様かつ複雑化する金融商品を扱う仕事ですので、いろいろなことに素早く対応できる力、頭の切り替えの早さを求めたいと思います。学生時代には、歴史を専攻したり、数学を専攻していたり、とさまざまなバックグラウンドを持った方が入社しています。大切なのは、金融商品や市場に興味があること。そしてものごとを分析し、理解を深めることができる方。そうして得た知識も重要ですが、本当に大切なのは、意思をきっちりと伝えることができる高いコミュニケーション能力。そういった能力を備えた方とともに働きたいと思います。
コントローラーズのフォトアルバム
コントローラーズは全体で約100名の大所帯ですが、大きく分けて2つのグループ(プロダクト・コントロールとレポーティング)に分かれています。

その2つの部署間でのコミュニケーションを密にすべく、チームをまたいだミーティングは頻繁に行われます。
コントローラーズ本部長の一人、マーク・アレンです。
レポーティングのマネージャー達によるミーティング
個々の役割分担がはっきりしている部署では、マネージャー同士のコミュニケーションも大切です。
日々増え続ける新しいプロジェクトの役割分担について、相談しています。
OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)
先輩や同僚から仕事のノウハウを引き継いでいくOJT。
専門的な会計スキルを必要とするコントローラーズでは、このように先輩・同僚から学び、また改善するところはともに改善していく。そうした日々の積み重ねによって互いに成長していくのです。
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