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ジム・オニール インタビュー

スペシャリストに聞いた!新興国投資の手段

※本ページは、ダイヤモンド・マネー08年新春版より転載されたものです。(2007年12月1日現在)

債券への投資。信用力の向上でファンダメンタルズは改善、成長に伴う新興国の通貨高にも期待!

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・エル・ピー
ヴァイス・プレジデント/エマージング市場債券運用チーム
オウイ・S・ルイヴィヴァー

グローバル・エマージング債券ストラテジーの責任者などを経て現職。在ニューヨーク。


信用力の向上でファンダメンタルズは改善、成長に伴う新興国の通貨高にも期待!
新興国への債券投資は、株式に比べてマクロ経済、つまりファンダメンタルズの影響が強いというのが大きな特徴です。現在の新興国の債券への投資には2つの魅力があります。

1つが「金利」の大幅な低下です(金利が下がると債券価格は上昇する)。これは経常収支の黒字化や生産性の向上により、新興国のファンダメンタルズが大きく改善し、国家の信用リスクが低下してきていることが大きな要因です。信用力の向上によって金利が低下することで、新興国は低コストでの債券発行が可能になってきています。そして、その結果、先進国からの投資も活発になり資金流入が拡大するという好循環に入っているのです。

もう1つの大きな魅力が「通貨」です。新興国の経済が成長する段階では、その国々の通貨高が起こります(日本からみれば円安が進む)。ここ数年でもこの傾向は顕著です。債券投資には一般的にドル建てで投資するやり方と新興国各国の現地通貨建てで投資するやり方があります。現状では、ドル建てよりも大きな為替差益を狙える可能性の高い現地通貨建てでの投資に魅力を感じています。

最後に債券投資においても大切なのは、やはり「分散投資」です。なぜかと言えば、債券の場合は株式に比べて各国の相関が低いからです。例えば、ブラジルは金融緩和をしていても、他の新興国は逆に引き締め策を取っていたりするのです。この点で、新興国の債券投資においても分散投資を行なう意味は大きいのです。

※ダイヤモンド・マネー 2008年新春版 特別付録に掲載された内容を転載。インタビューは2007年10月10日に行われました。

本ページはゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社が「ダイヤモンド・マネー 2008年新春版 特別付録」に掲載された内容を一部抜枠・転載し、情報提供を 目的として作成した資料であり、有価証券の取得の勧誘を目的とするものではありません。本ページは新興国投資に関する情報を提供するものであり、特定の金融商品を勧奨するものではありません。本ページに含まれている当社の見解等は本ページ作成時点のものであり、今後予告なしに変更される可能性があります。
経済、市場等に関する予測は、高い不確実性を伴うものであり、大きく変動する可能性があります。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・エル・ピー ヴァイス・プレジデント/エマージング市場債券運用チーム オウイ・S・ルイヴィヴァー及び当社は、予測値の達成を保証するものではありません。

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