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- 首都:
- ボコタ
- 実質GDP:
- 1,350億米ドル(2006年)
- 経済成長率:
- 6.8%(2006年)
- 通貨:
- ペソ
- 面積:
- 114万平方キロ(日本の約3倍)
- 人口:
- 45.6百万人(2005年)
- 言語:
- スペイン語
出所:外務省、JETRO
今回の第18回目となる大使館訪問シリーズでは、南米の北西端に位置しコーヒーや花の輸出、エメラルドなどが有名なコロンビア共和国大使館を訪問しました。コロンビアはコーヒー、花、バナナなどの農業とエメラルド、石油、石炭などの鉱業が主要産業となっています。2002年のウリベ政権の治安政策によりコロンビアの治安は劇的に改善し、それに伴い海外企業のコロンビア進出や海外直接投資が増えています。変化し始めているコロンビアの経済や社会構造をこのレポートを通して発見して頂き、今後のさらなる成長の可能性を感じていただければ幸いです。
今回訪れたコロンビア共和国大使館は、目黒駅からほど近い住宅街の一角にありました。大使館内にはコロンビアの主要輸出品目でもある花が所々に飾られていました。大使館敷地内には日本式住居が併設されており日本との親交関係を重んじているように感じました。
今回お話を伺ったのは、コロンビア共和国大使館のパトリシア・デナス・サンタマリア大使です。ご多忙の中、お時間を作って頂きコロンビアの経済や投資機会、国民性などを中心にお話いただきました。3人のお子様をお持ちで英語とフランス語が堪能な方です。
コロンビアは今後のさらなる経済発展を目指すために、治安の改善に力を入れています。それはなぜ
かというと、治安を改善することにより海外からの投資や企業の誘致を促し、その結果コロンビアの国内経済が成長することが期待できるからです。この治安政策は、民主主義の強化と武装勢力に対して政府軍の軍事的な優越を示すことで、武装勢力や麻薬取引などを取り締まるものです。2002年にウリベ大統領の治安政策公布を境に国内の治安は劇的に改善しました。GDP成長率も2002年後半から改善しています。また、2005年には治安の改善により総輸出額、海外直接投資、外国人旅行客数が共に過去最高を記録しています。


経済面では着実で安定したGDP成長と徐々に安定しつつあるインフレ率、政治面では治安政策や民主主義強化を背景に、コロンビアへの各国企業からの投資が増えています。投資額や現地の雇用人数について条件を満たす企業には、税制や企業立地においての優遇措置もあり、積極的な企業誘致が行われています。今後、コロンビアへの外国直接投資は一層の増加が見込まれています。日本からも三井物産をはじめとする商社や、富士通、トヨタ、ヤマハなどの各種メーカーなどがコロンビアに進出しています。2007年4月、ウリベ大統領の日本公式訪問では、日本企業による対コロンビア投資拡大のため、投資に適した環境づくりを継続していく意向を発表しました。
世界的に有名なビール会社であるSabMiller(サブ・ミラー)社が2005年に47億ドルもの投資をコロンビアに対して行いました。

コロンビアの政府は貿易に力を入れています。コロンビアは米国との自由貿易協定やEUのような経済 大国との協定によって、靴、衣料品、金属機械、化学製品、繊維、工芸品などの輸出量が増加しまし た。また、バナナ、花、トロピカルフルーツなどの輸出も増加しています。アンデス共同体、ラテン アメリカ統合連合、コロンビア・チリ自由貿易協定などの多国間協定を通したラテンアメリカ諸国の 経済統合により、5億人規模の市場へのアクセスが可能になりました。コロンビアの生産品の今後さら なる輸出の拡大が期待されています。
FTA(自由貿易協定)とは・・・
すべての貿易、または相当範囲の貿易について、関税などの差別を撤廃する協定のことをいいます。FTA締約国外に対しても、障害の一般的水準を引き上げないことも同時に協議されます。締約国間の関係に応じて、様々な形態や内容があります。
コロンビアは農業部門の発展が見込まれている国の一つです。花卉部門は70年代末に急成長を始め、今後も更なる成長が期待できる部門の一つです。現在コロンビアはオランダに次いで、世界第二位の花の輸出国となっており、主要品目はバラとカーネーションです。コロンビアの多種多様な地形と気候は約50,000種以上の植物を育みます。日本は約2,000種、イギリスでは約200種の植物が存在するといわれており、コロンビアのその種類の多さは群を抜いています。また、コーヒーの生産も世界第二位で質が高いことで知られています。コロンビアのコーヒー地帯は360万ヘクタールで生産量は年間60キロ入りが1,100万袋、コーヒー産業に携わる市町村は全体の51%となっています。コロンビア国立コーヒー生産者連合会は農業大学の運営やコーヒー研究施設を所有するなど、コーヒーの品質を常に高く保つための工夫を行っています。

インタビューを終えて・・・
コロンビアは治安の悪化が懸念されていましたが、2002年の治安政策によって治安が劇的に改善したことをきっかけに国の信頼度が高くなり、今後は海外からの積極的な投資とそれによる経済成長が望めるのではないかと感じました。
(このインタビューは2007年4月27日に取材したものです。)
右のロゴを見たことがある方は多いのではないでしょうか。これはコロンビアコーヒーの人気キャラクターであるファン・バルデスです。コロンビアコーヒー100% 使用のブランドをひと目で見分けられるよう、FNC(コロンビア国立コーヒー生産者連合会) がロゴを作成しました。このロゴがついたブランドは100% コロンビアコーヒーであることが保証されています。厳しい品質管理の基準に合格したものだけに、FNC はこのトレードマークを認めています。日本では「ジョージアエメラルドマウンテンブレンド」がFNC認定の高級エメラルドマウンテン豆を使用した唯一の缶コーヒーです。
エメラルドマウンテン豆は、標高1600mのアンデス高地で収穫され、アンデスの清らかな水で洗い、澄んだ風で乾燥させた後、熟練のコーヒー鑑定士によって厳格に選別されています。 |
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