eワラントを使うための5つのヒント



3. 鮮度を見る

eワラントには発行時にあらかじめ銘柄ごとに「満期日」が設定されており、満期日を迎えると自動的に決済され、満期決済金額(受取り)が決定されます(ただし0円の場合もあります)。一般に、満期日までの残存日数が多ければ多いほどeワラントの価格は高くなります。これは、満期日までの残存日数が多ければ、eワラントの対象原資産の価格が変動し満期日に決済金額(受取り)が発生する可能性が大きくなるためです*1

下図にあるように、満期日以外の条件が全て同じで、満期日のみが異なるeワラントの場合、満期日までの残存期間が1週間よりも、6ヶ月、またそれよりも12ヶ月のものの方が、対象原資産の価格が変動し満期日に決済金額(受取り)が発生する可能性が高くなります。

イメージ図(コール型ワラントの場合)

また、多くの場合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず減少していきます(土日祝も含みます)*3
例えば満期日までの残存日数が1週間等と極めて少なく、その時点の対象原資産の価格のまま満期日を迎えると受取が発生しないような状態(アウト・オブ・ザ・マネーの状態)においては、一般にeワラントの価格は時間経過とともに著しく減少するので注意が必要です。

 
*1
極端なイン・ザ・マネーの状態にあるものや一部の為替eワラント、極めて低価格のeワラント、計算日から満期日までの配当権利落ち日の回数が異なる場合等の例外があります。
*2
満期参照原資産価格とは、満期日の決済金額(受取り)の計算に用いられる対象原資産の価格をいいます。
*3
時間経過の他にも様々な要因が価格に影響を与えます。詳細は外国証券内容説明書をご覧ください。
 
eワラントの価格事例

20XX/9/24 B社株式を対象原資産としたeワラントのコール型
参照原資産価格:251,000円 (17:30時点)
購入銘柄 権利行使価格 満期日 1ワラント当たり
原資産数
販売価格 買取価格
B社株式
コール型8回
300,000円 20X1/11/12 0.001 13.71円 12.86円
B社株式
コール型9回
300,000円 20X2/01/28 0.001 30.35円 29.14円

B社株式コール型8回と9回は、満期日以外の条件は全て同じですが、9回の方が8回よりも満期日までの残存期間が長いため、eワラントの価格が高くなります(特性が異なるのでどちらが得ということはありません)。
 
*4
極端なイン・ザ・マネーの状態にあるものや一部の為替eワラント、極めて低価格のeワラント、計算日から満期日までの配当権利落ち日の回数が異なる場合等の例外があります。
 
上記はあくまで例示であり、必ずしも将来の結果を保証するものではなく、何らかの行動を勧誘するものではありません。最終的な投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。


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