・中国、インドの経済発展に伴うコモディティ需要
中国とインドの経済成長が急成長を続け、生活水準が上がるにつれ、各種エネルギー、素材に対する需要が急増しています。人口約13億人と世界第1位の中国と、人口約11億人と世界第2位のインドの経済が順調に発展するなら、各種インフラの整備に始まり、耐久消費財から飼料用穀物まで、より多くのモノに対する需要が拡大することが想像されます。
・供給量増加までのタイムラグ
コモディティの供給では設備投資の動向が注目されます。原油などのコモディティは、設備投資を決定後、生産開始までに大変長い時間がかかります(例えば、原油は生産計画立案から実際の生産までに5年以上かかるといわれています)。現在、一部のコモディティの供給量が頭打ちになっているといわれていますが、この理由は、1990年代に、世界的にコモディティの設備投資が十分になされなかったためと考えられています。
・コモディティ投資の普及
主にヘッジファンドといわれる投機的資金だけではなく、安定運用の年金資金においても近年コモディティを投資対象としてポートフォリオに組み込むケースが増えているといわれています。また、原油価格や金価格に連動する金融商品の開発も進み、分散投資の対象としての利用が増加しています。 |