就職したらまずは5年間、がむしゃらに頑張ろうという思いがありました。当時、「スプリング・ジョブ・プログラム」(※現在は行っていません)という、学生が社内各所を見学できる制度がありました。自分で椅子を持ち歩き、隣に座って「どんなお仕事をされているんですか?」と15分ほど聞いて回るのです。女性がごく普通に、男性に交じって働いている姿を目にしました。
マーケットのフロアは、おそらく場中だったのでしょう、とにかくエネルギーに溢れていました。時間の流れがとても速かった。そのスピード感に、魅力を覚えました。
その後、他の日系金融機関なども訪問しましたが、そうした心が鼓舞されるような気持ちにはなりませんでした。「がむしゃらに頑張りたい」との私の思いを実現できるのは、ゴールドマン・サックスしかないと考えました。
面接は非常にハードでした。今、私はエクイティ(株式)部門に所属していますが、就職活動時には債券・為替・コモディティ部門やアセット・マネジメント部門など別の部門と同時並行で面接が進み、ほぼ毎日のようにオフィスに通っていました。1ヶ月ほど毎日「通勤」していたようなものでした。
面接を通じて延べ50名ぐらいの社員に会いました。その過程で、「スプリング・ジョブ・プログラム」以上にゴールドマン・サックスの風土を味わい、多くの社員の人間性に惹きつけられました。
とにかく女性を含めて皆エネルギッシュ。前向きな考え方の持ち主ばかりでした。こんな方々に囲まれて仕事をすれば必ず成長できると、厳しい面接を通じて確信しました。