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一守 哲慈

投資銀行部門 マネージング・ディレクター、法人部、 経済学部卒 MBA修了、2000年入社
 

My Work

投資銀行部門は職種的に大きく二つのグループに分かれています。一つはお客様である企業の総合的な窓口であるリレーション・マネージャー(RM)。二つめはそのRMが引き受けてきたビジネスを実行に移すアドバイザリー・グループです。

私は前者に属し、M&A等のアドバイザリー業務、お客様の資金調達などのファイナンシング業務等についてアドバイザリー・グループと連携を取りつつお客様にソリューションを提供しています。また、自己勘定投資(プリンシパリング)についても、マーチャント・バンキング部門等と連携を密にして案件を進めており、アドバイザリー、ファイナンシングと並んでお客様へのソリューションの三つの柱と考えています。

アドバイザリーの仕事は、実際に何かの商品を売る訳ではなく、基本的には顧客企業にアドバイスをするその対価として報酬等を得ています。例えばデュー・デリジェンスという「投資家のために行う投資対象の詳細な調査」に関するサービスを提供したり、あるいはバリュエーション(企業価値算定)、すなわち「投資の適正価格の算出」のお手伝いをしたりします。またお客様の資金調達の際は、投資家向けの目論見書の作成や「エクイティ・ストーリー」、すなわち株式を売るシナリオ作成に関しお客様と一緒になってそのお手伝いをします。いずれも基本はソリューションというサービスを提供することで収益、報酬等を得ている形になります。RMの仕事はアドバイザリー・グループの総合力を如何に結集させ、お客様の信頼を勝ち取るかに焦点が絞られます。当然、コーディネーション、提案力も重要ですが、「人間力」も非常に重要な要素となります。

ゴールドマン・サックスのお客様は国内外のあらゆる業界に広がっており、ある特定の業界のみに強いだけではなく、「広く深い」知識が投資銀行の業務に求められています。私の場合も、保険会社のM&Aを担当した後にテクノロジー関係の仕事に携わったり、また、その後金融業界全般を担当するなど様々な経験を積み重ねてきました。最近では不動産関連、小売関連、運輸関連の業務を主に行っていますが、アドバイザリーだけではなく、ファイナンシング、プリンシパリングと様々なソリューションにRMとして携わっており、自己勘定投資を行った会社の社外取締役を兼務するなど、非常に幅広く様々なビジネスに係わることができる部門と言ってよいと思います。