私の今の目標は「デリバティブを日本で正しく流行らせること」です。自分の30代を、この目標をなし遂げることに費やそうと思っています。なぜか日本では、投資家の間でデリバティブは危険な投資手段と思われている側面があります。そのような誤解を元にデリバティブを解説している書籍を読んだ時には、悲しく思いました。
10年間にわたりデリバティブ業務に従事してきた経験から、デリバティブは決して悪者ではなく、株式・債券投資の代替投資手段として非常に有効なツールであると私は認識しています。欧米では、コールオプション、プットオプションといったデリバティブ商品を個人投資家でも活発に取引しています。
もちろん日本でも、投資家からデリバティブに関する問い合わせは急激に増えています。特にここ5年間は数字の上でも大きな成果を得ることができました。しかし、欧米に比べるとまだまだです。
商品に対する正しい理解を広めるにはどうすればよいか。その一つの答えとして、私自身が担当以外の分野を含めてより多くの金融商品について学び、より経済を深く理解することが、自分の担当分野に対する新しい知恵やアイデアに繋がるかもしれないと考えています。デリバティブという金融商品を広めることで、国の経済の発展にささやかでも貢献したいと願っています。