アセット・マネジメントのセールスは、日々、異なる動きをしています。ここでは、私のある一日を紹介します。
出社は朝8時。夜間に来たeメールは出社前に、携帯端末で一通りチェックしておきます。会社では、まず海外市場の動向をチェック。その後、国内外からのボイスメールを聞いて確認し、eメールの添付ファイルにも目を通しておきます。
午前9時には、証券会社のデリバティブ・ストラクチャーの担当者を交えて、1年以上前から企画している商品の仕組みについて大詰めの議論。販売会社が望む商品が現在のマーケット環境下で組成可能か、様々な角度から議論しました。社内でも法務担当者、ファンド・マネージャーらと話を詰めていく必要があるため、お互い宿題を確認してミーティングを終えました。
午前10時からは、新商品の広告宣伝戦略に関して、マーケティング・チームと広告代理店を交えての会議です。どの媒体なら富裕層へ情報を効率的に届けることができるかを検討。投資信託のセールスにはクリエイティブな発想も求められます。
午前11時からは、シンガポールから来日中の新興国株式を担当するプロダクト・マネージャーに、日本における新興国関連ファンドのプロモーション状況について話をしました。日本の投資家が、新興国関連ファンドに対して求めることは何か、各種データを見せながら説明しました。
昼食は午前11時半から。最近は業務多忙でデスクランチが多くなっていましたが、今日は久しぶりに外へ出かけました。
午後1時からは、富裕層業務を展開する販売会社へ。この夏、募集を締め切る新しいプライベート・エクイティを、専任担当者と提案。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントはプライベート・エクイティのファンド・オブ・ファンズの残高ではトップクラスであるだけに、販売会社も我々の提案に対して真剣に耳を傾けていました。次回はより具体的な仕組みについて議論を行う予定です。
午後5時、先日頂戴したファンドのマンデート(業務委任)に関して、販売会社の販売担当者向けにプレゼンテーションを行いました。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントおよび当社のプロダクトをいかに他社と差別化し、印象付けるかが、今後の預かり資産の伸びの成否に直結します。投信ビジネスは、マンデートを戴ければある程度収益を計算できる証券会社のビジネスと大きく違い、マンデート=収益の確定とはなりません。それが逆に刺激的でもあります。
午後8時には会社に戻りeメールのチェック。1日200通を超えるeメールなど、溢れかえる情報をどう取捨選択していくかが、ビジネスの成功の鍵を握ると言っても過言ではありません。
午後10時、会社に残っている同僚に声をかけて食事へ。今日一日の仕事を終えました。