4年目から、私は食品・消費財アナリストとして、新たな分野にチャレンジをすることになりました。これも、やはり自分の力を120%発揮していく必要のある仕事です。自分の力の120%への挑戦は、時に苦しく感じることもありますが、自らの成長を確実に感じることのできるプロセスです。
投資調査部門におけるキャリア・ディベロップメントは、会社の定めたトレーニング・プログラムと、実務を通じたトレーニング(OJT)に分けられます。
会社のトレーニングは年によって違いますが、私の場合、1年目のトレーニング・プログラムは、実際に仮想ポートフォリオを運用する「ポートフォリオ研修」、同業他社の比較分析を行う「2社比較」がありました。2年目以降は、実際に個別企業に関してレポートをまとめます。また、これらと並行して証券アナリスト(CMA)、米国証券アナリスト(CFA)といった、アナリストの基礎能力が問われる資格試験を目指します。私たちは、これらのトレーニングを通じて、アナリストとして求められる素養を身につけていきます。
しかし私は、本当にゴールドマン・サックスの投資調査部門でしかできない価値あるトレーニングは、OJTであると思っています。財務の知識は、書物から得ることができますが、企業のファンダメンタルズの変化が株式市場にどのように反映されていくかは、実践を通してはじめて体得できるものです。
積極的に動けば、いくらでも上を目指して挑戦できる環境が、投資調査部門にはあります。その環境こそが、ゴールドマン・サックスの最大の魅力だと私は感じています。